防犯グッズ 女性 スプレー

女性が防犯グッズとして催涙スプレーを携帯する事は合法か違法かという議論があります。このブログでもこの問題は取り上げてきました。

催涙スプレーを携帯する場合、法的な位置づけは以下の通りです。

銃刀法:合法
軽犯罪法:警察の状況判断による


催涙スプレー自体には何の違法性もありません。しかし、それを携帯する場合、軽犯罪法に抵触する可能性があります。

では、催涙スプレーを携帯しただけで、軽犯罪法違反で逮捕されるのかが重要な論点です。

原則として、軽犯罪法に抵触した場合の罰則は「拘留又は科料に処する」です。現行刑法で、拘留と科料とは以下のような罰則です。

科料:1,000円以上1万円未満の財産刑
拘留:1日以上 30日未満の範囲で監獄内に拘禁


ですから、女性(女性に限らずですが)が催涙スプレーを携帯しているという事実だけで、逮捕状が取られて逮捕されるようなことは原則的にはあり得ません。警察から職務質問を受けた際、態度が極めて悪質で反抗的な場合などは、見せしめ的な現行犯逮捕という事は否定できませんが・・・

催涙スプレーを使って別の犯行に及んだ場合の検挙なら、警察庁の犯罪統計によれば平成28年で290件あります。その内訳は以下の通りです。

凶悪犯:7件(強盗傷人・準強盗・放火)
粗暴犯:32件(暴行・傷害)
窃盗犯:6件(侵入盗・非侵入盗)
その他の刑法犯:245件(公務執行妨害・器物損壊等)


この統計上では、催涙スプレーが犯罪の道具(犯行共用物)として使用された場合の逮捕、検挙です。当然のことながら、催涙スプレーを携帯していただけの逮捕検挙ではありません。

以下は軽犯罪法の定義です。

第一条
左の各号の一に該当する者は、これを拘留又は科料に処する。

正当な理由がなくて刃物、鉄棒その他人の生命を害し、又は人の身体に重大な害を加えるのに使用されるような器具を隠して携帯していた者


法の解釈には、事案が起こった際の状況が大きく影響します。催涙スプレーの件に関しては、この定義を理解しておくことをおススメします。そうすれば、護身用防犯グッズとしての催涙スプレーを携帯しているというだけの理由で、あなたが法的に不利益を被る可能性は極めて低いでしょう。

(参考資料:警察庁「犯罪統計書 平成28年の犯罪」)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

防犯スプレー 携帯 護身 mace(メース)ストッパレッド 3070
価格:3700円(税込、送料別) (2018/3/19時点)